アドラステア帝国の第四皇女にしてエーデルガルト=フォン=フレスベルグ

そのエーデルガルト=フォン=フレスベルグ コスプレ衣装SRPGファイアーエムブレム風花雪月』の登場人物。

 

アドラステア帝国の第四皇女にして、その身に次期皇帝の証である聖者セイロスの紋章を宿す皇位継承者。1部では士官学校の「黒鷲の学級(アドラーラッセ)」の級長を務める。


性格は冷静沈着で帝王学や歴史を熱心に学んでいる。典型的な委員長タイプで、個性豊かだが一歩間違えれば問題児な生徒達をまとめている。

 

一人称は「私」で、身分を明かす前から自分を助けてくれた主人公のことは「貴方」や「先生」と呼ぶが、彼女のルート内にいる時は「師(せんせい)」と呼んでくる(この「師(せんせい)の表記は作中通して彼女専用のもの)。物腰は基本的にてよだわ。

嫌いなことに「取り乱すこと」を上げており、また皇帝の一族ということで、立ち振る舞いや言葉遣いはそれらしいものである。また、それに関連して感情の起伏が非常に小さいように見えるが、これらが『本来の性格』だと形容していいのかは、全編を通して見てもかなり判断が難しい部分がある。


実際に、ある惨事を目の当たりにした際には、思わず「胸糞悪い」(胸糞まで言いかけて、気分が悪いと言いなおしている。選択肢でこのことを指摘すると、彼女からの好感度が下がってしまうため、思わず口にしてしまったとはいえ、相当気にしている模様)とこぼす場面もある。また、本編中の会話で主人公への好感度が上下する機会が最も多い。

 

7文字という長い名前のため、ドロテアからは「エーデルちゃん」、ハピからは「ガーティ」、ごく親しい身内からは「エル」と呼ばれている。その一方で、素直に音節で切って縮めるとエガとなるため、ネット上では「エガちゃん」のあだ名が定着してしまった。


1クールのレギュラーより1回の伝説を地で行く姿勢、無謀すぎる行動と内情のギャップなど、総じて捨て身であると言う点は共通している。
また、エーデルガルドと間違えやすいので注意。

 

と、一連の件を挙げれば某恋愛SLGの非の打ち所のない等身大のヒロイン(…といってもそのキャラも好感度が低いと…)な印象を受けがちだが、同級生の素行を頭から注意するのは序の口として、家臣に容赦ない沙汰を下したり(相手が奸臣なので自業自得ではあるが)、特定の相手(後述)に対して著しい排斥感情を抱いたりする(後述の事件のきっかけ)等意外にも激しい面もあり、カスパルからは「何でも自分を基準に考える」、リンハルトからは「下にいる者の気持ちを考えていない」と指摘されている。

 

5年後の2部ではアドラステア帝国の皇帝に即位している。
第2部では芝居がかかったような口調が多くなるが、あくまでも箔をつけるためのもの。目的のための手段という意味では、意外にも彼が近いか。

 

帝国ルートでは表向きには立派な皇帝として立ち振る舞いつつ、師(せんせい)には色々な「スキ」を見せてくれるため、寧ろ第一部より剽軽な人物に見える。
その最たる例が、一晩かけて考えた黒鷲遊撃軍(読み方はシュバルツァアドラーヴェーア)という名称をドヤ顔で披露し、それを主人公に褒められると喜ぶというもので、そっちの素質があるのではと思わせる描写も散見される。

画像1: ファイアーエムブレム 風花雪月 エーデルガルト=フォン=フレスベルグ コスプレ衣装 (1)

CV    加隈亜衣
所属    アドラステア帝国(黒鷲の学級)
生年月日    帝国暦1162年6月22日
年齢    17歳→23歳(本編各部開始時点) / 17歳→19歳(無双)
身長    158cm(本編) / 158cm→162cm(無双)
個人スキル    皇帝の血統→皇帝の血統+(本編) / 紅炎、皇帝の武威、覇気(無双)
紋章    セイロスの小紋章・炎の紋章
初期クラス    貴族(本編) / フォートレス(煤闇の章) / 戦士(無双)
趣味    読書・一人で散策
好きなもの    優秀な者・史観や戦略の議論・大自然・美しい風景
嫌いなもの    古い価値観・紋章・ネズミ・鎖・泳ぐこと・取り乱すこと
称号    炎の女帝

 

少しグレーがかった白色のロングヘアーで容姿端麗。
制服は優等生らしくきっちりとした着こなしをしている。
第2部では真紅の装束を身にまとい、頭に竜の角のような冠を被っており、皇帝らしく威厳のある外見をしているイエリッツァ コスプレ衣装

 

さらにクリア特典として、2周目以降の黒鷲ルートでは彼女を髪飾り+サイドテールの姿にすることができる。

 

エーデルガルトは元々、父イオニアス9世の11人いた皇子皇女の中で、側室との間に生まれた第9子にあたる皇女(内訳は兄5人と姉3人、妹2人または弟と妹)だった。エーデルガルトはセイロスの紋章を宿しているものの小紋章のみであり、他の兄弟姉妹も殆ど紋章は持っていなかった。

 

実験の結果、彼女は主人公と同じ特別な「炎の紋章」を宿すようになるも、その代償はあまりにも大きなものであった。


リシテアと髪の色が同じなのも、二人とも二つ目の紋章を人為的に宿らされた事で髪の色が白化した事が理由で、ディミトリの回想で髪の色が違うのはそのため。なお、髪の色から実験を受けたのは帰国した1174年以降と見られる。
ネズミが苦手になったのも、彼女が繋がれていた地下牢にネズミが数多くいたからだった。

 

第一部終盤、教団を奇襲した際に炎帝の正体を知られた彼女はヒューベルト共々士官学校を離脱し、皇帝として宣戦布告。
巻き込まれて自国に攻め入られることとなる青獅子・金鹿の学級ルートはもとより、黒鷲の学級ルートでもエーデルガルトとヒューベルトに完全に「騙された」形となった主人公たちは教団の一員として彼女と戦うことになる。

 

黒鷲の学級ルートですら裏切って絶対的な敵として立ちはだかるというまさかの展開…と見せかけて、ある条件を満たした場合は教会ではなく彼女に協力するルートを選ぶことができる。


つまり、本作は3ルートの分岐と見せかけて、実は黒鷲・教会ルート(攻略本では「帝国ルート」)、黒鷲・帝国ルート(攻略本では「覇王ルート」)、青獅子ルート、金鹿ルートの4ルートの分岐となっている。
なお、黒鷲の学級で条件を満たしていない場合は強制的に帝国ルートとなるため、覇王ルートの方が隠しに近い扱いとなっており、ニンドリ2020年5月号では銀雪の章を最初に構想したと言及されている。

 

黒鷲・帝国ルート(銀雪の章)&金鹿ルート(翠風の章)
彼女と敵対する3ルートでは、ディミトリが精神疾患に苦しみ、クロードがレスター諸侯同盟内の対立に手を焼く中、ただ一人その勢力を伸ばしていくものの、主人公の復活を切っ掛けとして徐々に逆転されていくこととなり、遂には帝都・アンヴァルの宮城戦に追い詰められる。

 

黒鷲の学級の帝国ルートと金鹿の学級ルートでは、敗北した彼女はたった一つの希望であった主人公にとどめを刺せと言い放ち、理想のためにあらゆるものを犠牲にしたその覇道は終焉を迎えることとなる。

 

この地獄のような出来事からなんと彼女は一人で立ち直った。「紋章に価値を見出す社会を変える」という夢を抱くことで。実際、皇帝になった後は貴族制度を撤廃することと、身分を問わず実力がある者を登用することを掲げている。


そして、紋章のある者が重視される世を創り出しているのは、セイロス教団ひいてはその裏で古くからフォドラを支配する女神の眷属であるので、これらを倒さない限り社会は変わらないと考えるに至った。

 

つまり、彼女はストーリーで主人公に出会うずっと前から、打倒セイロス教団に向けた準備を進めていたことになる。なお、1部7月の時点ではセイロスを故人だと思っている、つまりその真実をまだ知らないことが窺える。


彼女は炎帝の姿で、盗賊に士官学校の貴族の生徒数人の暗殺を依頼するなど暗躍。さらに聖廟襲撃犯およびフレン誘拐犯として部下の死神騎士を貸し与えたり、変装させた帝国の兵をガルグ=マク大修道院周辺に忍ばせたり、黒鷲の学級の級友の家族ですらも買収、懐柔を進めたりしていた。

 

その為、聖墓の戦いの後の散策で、黒鷲の学級の生徒に話しかけるとそれぞれの家の事情が窺える(どのルートでも可)。

 

実母アンゼルマはアドラステア帝国の貴族アランデル公の妹であり、政争に敗れてファーガス神聖王国に逃れ、パトリシアと名乗り国王であるランベールの後妻の王妃となった。そのためランベールの息子であるディミトリとは、義理の姉弟関係にあたり、エーデルガルトが王国に亡命していた3年間のうち、1年弱に渡って交流があった。第一印象は「気難しくてわがまま」と評されているが、互いの身の上を伏せた上でたちまち打ち解けたという。そして今度は士官学校の学友となるも、隣国の王子が初恋の少年であることには気づかずにいる(本人の発言から、彼の記憶が一部欠落している可能性がある)。

 

現在、帝国は宰相一派をはじめとした貴族が実権を握っており、次期皇帝になる者は強力な紋章の力がなくてはならないとの理由から、傀儡の皇帝が止められないまま11人の皇子皇女は地下牢に繋がれ、大勢の被験者が犠牲になった強力な紋章を宿す為の実験を強行されてしまった。結果的に他の兄弟姉妹は死亡もしくは正気を失ってしまい、唯一の成功例だったエーデルガルトのみが生き残り、ただ一人の皇位継承者となってしまったのであるレオニー コスプレ衣装