刀剣男士ー小竜景光

小竜景光(刀剣乱舞)は、ブラウザゲーム刀剣乱舞-online-」のキャラクターである。主を探しさすらう流浪の旅人。小竜景光のみでは同じ刀剣をモチーフにした『天華百剣』の同名キャラクターもヒットする為、刀剣乱舞に関しては「小竜景光(刀剣乱舞)」のタグを使う事を推奨する。

 

2017年8月8日に期間限定鍛刀キャンペーンで実装された刀剣男士。公式Twitterの全身紹介される前より先に駅の特大ポスターで披露された。
2018年7月3日のメンテナンス以降は通常鍛刀による入手が可能になった。

備前長船派の刀工、景光作の太刀。名は、樋中に倶利伽羅竜が浮彫されていることからついたとされる。
その他にも「楠公景光」や「覗き竜景光」など異名も多い。真の主を探して延々と旅する風来坊。

長い金髪を赤い紐で括り、長船派で共通する黒スーツの上に赤や紫、黄緑などの華やかな鎧を装着している。更に、黒と水色のリバーシブルのようなマントが派手な出で立ちに拍車をかけている。
その色彩の多さ故に、初登場時には審神者からは「目がチカチカする」「隠蔽できなさそう」とからかわれたり、「ネオロマンスに出てきそう」と言われたりした。
瞳とピアス、ネクタイの色は紫。体型は痩せ気味、長身。うなじを通って首にぐるっと巻かれた小さな竜の刺青があり、これは名前の由来にもなった本体の倶利伽羅龍の彫り物である。

「真剣乱舞祭2022」にも参戦。負担をかけない範囲での出演となった。
東京公演後半では「江水散花雪」の第一部エンディングを飾った『14th (one-fourth) son』を通しで初披露。スクリーンには桜田門外の変が映し出され、肥前忠広がギターソロとコーラスで参加し、情感ある演出となった。

「江水散花雪」にて初陣。
大包平、南泉一文字と共に幕末・江戸への遠征任務につくが、そこで時間遡行軍の襲撃を受ける。混乱の中で井伊直弼と吉田大次郎(後の吉田松陰)を助ける形となるが、「誘いこまれている気がするんだよね」と呟くなど、早い時点で違和感を感じていた。
本来出会う筈のない二人は出会い、友誼を交わした。時間遡行軍の狙いが見えない以上は様子見するしかなく、小竜は監視の為に「竜輔」を名乗り、大次郎の供となる。多くを語らず甲斐甲斐しく世話を焼く姿に対し、大次郎は不思議に思いつつも気さくに接し、良好な主従関係は終盤まで続いた。

公演中、小竜景光役の長田光平の負傷により、演出変更に伴って一部が上演中止。
その後、第一部ではアンサンブルキャスト及びアンダースタディの兵藤結也が小竜景光役を黒装束でつとめ、裏で長田氏が声を充てるという演出になった。第二部では負担がかからないよう演出を変更し、限られたステージングながら本人が登場している。
この黒い小竜について、公式には「小竜景光(影)」と記された。他にも「影打」という非公式の名称があり、上演終了後にアップされる演者のTwitterの写真でも、たびたび小竜と「影」とのツーショットが挙げられた。

かつては井伊直弼が主だった時代もあり、また大次郎については最期に関する縁もあってか、「角度を変えて視る」ことを選ぶ。そして終盤、「放棄された世界」に閉じ込められて発狂した大次郎と切り結ぶ事となり、意を決して引導を渡した。
終盤、正史の通りに直弼が暗殺された現場に立ち、その死を悼んで立ち去ろうとするが……

彼のコスプレ衣装画像1: 刀剣乱舞 小竜景光 内番 コスプレ衣装 (1)

大千秋楽のカーテンコールでは、長田氏が涙ぐんで言葉に詰まる一幕もあったが、役を貫いて感謝の言葉を述べ、客席からは温かい拍手が送られた。
なおDVD/Blu-rayでは、初日公演と大千秋楽公演の両方が収録。2022年6月14日からのアーカイブ配信でも、2つの公演がそれぞれ個別に配信された。