赤血球ー37兆2千億個もある細胞の半数近くを占める配達員

赤血球とは漫画「はたらく細胞」に登場する人体の配達員。

約37兆2千億個もある細胞の半数近くを占める配達員。主な仕事は酸素や二酸化炭素の運搬。



戦闘力が皆無なこともあって、栄養分を強奪しようとする細菌やウィルスが侵入すると、白血球やマクロファージが出動するまで逃げまわることとなる。
本作では血漿(血液の中の液体成分)が擬人化されていないため、本来その役割である栄養の運搬もしている。

仕事の途中でグルコース(ブドウ糖)を摂取している場面があるが、これはブドウ糖がエネルギー源であるため。
※ちなみにそのブドウ糖の形状は様々で某自販機アイスにそっくりなものもあれば、和菓子のようなものが登場する

 

主人公(ヒロイン)的立ち位置の赤血球。作中で「赤血球」「赤血球ちゃん」と呼びかけられるときは、通常彼女を指す。赤髪と帽子から飛び出たアホ毛が特徴。

肺炎球菌に襲われたことをきっかけに白血球1146番と親しくなり、以降よく彼と一緒に行動している。珍しく白血球を怖がらない赤血球でもあり、返り血塗れでの初対面の時もお礼を伝えていた(流石に少々ドン引きしていたが)。
余談だが、彼女のアホ毛は不吉な時にザワつくらしい。
読み切りである『細胞の話』では、『心根の貧しい人達なんですね』と毒を吐いたり、仲の悪い細胞達+血小板をリアカーで連れてくると逞しい。


新人として配属され張り切るものの、基本的にドジっ子な上に方向音痴。そのせいでしょっちゅうリンパ腺に入ろうとして怒られる。ニコニコ動画では(文字通りの意味で)「血迷ってる」とコメントされることも。おまけに、よくトラブルに巻き込まれる。しかし仕事に対する熱意は人一倍あり、最近は少し成長した模様。また未熟ながらもどんなピンチに対しても仕事をやり抜く意志を最後まで突き通したり、血塗れの免疫細胞に怯まなかったりと肝が据わっている。
赤血球なので、戦闘力はなく、ウイルスや細菌に襲われた際は基本的に逃げ回るばかりだが、肺炎球菌の触手攻撃を真剣白刃取りする等、赤血球にしては地味に凄い事をしている。

アニメ版では花澤氏の怪演によって、悲鳴や叫び声に定評がある。

彼女のコスプレ衣装画像1: はたらく細胞 赤血球 コスプレ衣装 (1)

個別の名ではなく細胞全体の名称の為、よく出てくるAE3803以外にも大勢の赤血球が存在する。
制服は黒のインナーに赤いジャケットと帽子。ジャケットと帽子はリバーシブルになっており、動脈では明るい色、静脈では濃い色を着ている。なお、男性赤血球はスラックスを穿いているが、女性赤血球はホットパンツを穿いている。

 

AE3803番の先輩赤血球。よく迷ったり何かとトラブルに巻き込まれたりしている彼女を心配している。アニメでは『先輩赤血球』となっている。

 

新人赤血球にしてAE3803番の後輩。出来がよく大抵のことはそつなくこなせる反面、どこか冷めたような性格をしていた。しかしAE3803番の元での新人研修を経て、仕事への熱意が芽生えるように。アニメでは『後輩赤血球』表記。

 

はたらく細胞